カプセルのスプーンと葉

二次性高血圧の種類

血圧測定器

高血圧はその原因によってふたつに分けることができます。
まず高血圧になった原因が明らかでない、特定できない場合に関しては、一次性あるいは本態性と呼ばれています。
ただし原因が不明瞭である、特定できないと言ってもある程度は推測をたてることはできます。
たとえば塩分の多い食生活を続けていたとか、長きにわたり喫煙習慣があったと言うようなことや、両親が高血圧であった場合の素因遺伝などが考えられ得る原因としては挙げられます。
これに対して原因となった異常や疾患が明らかになっているものは、二次性と呼ばれています。
たとえばある臓器に病気があって、その病気のせいで血圧が高い状態になってしまっていると言うことが挙げられます。
一次性は完治が難しいですが、二次性に関しては原因となっている異常や疾患さえ完治させれば、それと同時に高血圧も完治するのが特徴です。
では二次性にはどのような種類のものがあるかと言うと、まず最も二次性の中でも数が多いとされているのが腎性高血圧です。
腎臓は体内の塩分と水分のバランスを調節している臓器です。
その腎臓に異常や疾患が発生すると、当然、体内には余分な水分が溜まりやすくなります。
すると血管内を流れる血液量も増えやすくなるため、血圧が上がりやすくなると言うわけです。
それから心臓及び血管性の高血圧、神経性高血圧も二次性のひとつです。
心臓は全身に血液を送り出している役割を担っていますから、そこに支障が発生すると、必要以上に送り出される血液の量が増加してしまい、血圧が高くなると言うことも考えられます。
また内分泌性のものもあり、これは主には副腎と呼ばれる部分にできる腫瘍が原因です。
また妊婦さんの場合には、二次性として妊娠中毒症による高血圧もあると言うことは留意しておく必要があります。